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人生の転換期

鄭 賀娟(韓国) 

 人の人生には転換期というものが存在すると思う。私の2年間の日本の生活は、人生の中で最も寂しくて、辛くて、大変な時期だったが、人生の転換期という意味から見ると一番重要な経験だった。韓国では高校卒業後、大学に通いながら7年間仕事をしていた。社会人として経験もある程度積んでいたため、「どんな環境に置かれても、自分は問題なく暮らせるだろう」と自信に溢れていた。

 しかし、日本の生活を送る中、私は様々な問題にぶつかることになり、ますます自分が小さいと感じていた。でも、それは悪い意味ではなく、「なるほど・・・私は大きな世界の中で、たった一人の小さな人間に過ぎないんだ。」という一種の衝撃を受けた。それがいわゆるカルチャーショックだったのかもしれない。
 私は留学生の中でも若い方ではなかったため、本当に小さな問題にも慎重に考えなければならないと常にプレッシャーを感じており、頭の中は悩み事が絶える日がない留学生活だった。

 人間は年をとるにつれ、自分の信念という自我が強まり、異文化に対する拒否感がもっと大きくなる。異文化を理解し、受け入れることが難しくなるのである。しかし、他文化に対する批判的な考えを乗り越えれば、後は順調に留学生活の本当の楽しさや他文化の良い点などが見えてくる。人によって、異文化を受け入れる時期の差異はあるが、自ら積極的に異文化に慣れようという意識を持ち、異文化になるべく早く適応することが、特に日本で長期留学を希望している人には必要だと思う。「なぜ、自国の文化や環境と違うの?」ではなく「そうだ、このような考え方もあるのか。」という肯定的な判断と積極的な発想の転換が何より大事であると思う。

 とはいうものの、私は他人に見本になるような真面目な留学生ではなかった。しかし、学校の生徒たちと2年間日本語学校生活を送り、日本の様々な文化を学び、経験することができたし、また貴重な思い出を残すことができたと思う。

 もう卒業が近づいており、一緒にいられる時間もあまり残っていないのだが、皆が各自の夢に向かって一生懸命最後まで努力していくことを心から願う。そして、いつかどこかで、各自の位置で必ず必要な人になってほしい。

 それで、いつか誰かに私たちの留学生活について聞かれたら、「若さという一つの理由だけでも美しかった。 その時期に一番楽しくて素晴らしい経験と記憶だった。」と回想し、微笑みならが話す時期が訪れてくることを期待する。

(JET通信51号 2007/04/20)

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