自分のテーマを愛して!
連 瑞儀 (台湾・08年卒)
慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)進学
日本に来る前に、進学準備の大変さをよく耳にしていた。特に大学院を目標として挑むのは極めて困難なことである。受験勉強をどんなに得意としても(自信があるとしても)、決心が続かないと目標を遂げるのは難しい。だから、専攻分野や研究テーマから自分の興味のあることを探すのがとても大切なことである。その興味を力のもととして、自分を支えていくことができる。自分の研究テーマを愛することが最も大切だと思う。
慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)進学
日本に来る前に、進学準備の大変さをよく耳にしていた。特に大学院を目標として挑むのは極めて困難なことである。受験勉強をどんなに得意としても(自信があるとしても)、決心が続かないと目標を遂げるのは難しい。だから、専攻分野や研究テーマから自分の興味のあることを探すのがとても大切なことである。その興味を力のもととして、自分を支えていくことができる。自分の研究テーマを愛することが最も大切だと思う。
興味関心を持つようにするため、身近なツールを効率的に使うのがお薦めである。ジュンク堂、紀伊国屋のような大型書店の書籍の分類は極めて細かくて、多分野の本が備わっている。月2~3回ぐらい書店に通う習慣ができたら、専門分野に関する最新情報も常に把握できる。そして、買うべき本はその場で迷わず買ってください。買ったらすぐ読まなくても、研究計画、願書を書くとき急に資料が必要な時はよくある、きっと役に立つと思う。そして、受験準備のためテレビを全然見ない人はいるが、私は絶対見る人である。先生たちがよく学生に薦めるテレビ番組はいくつかある。私がよく見ているのは『カンブリア宮殿』、『ガイアの夜明け』、『ワールドビジネスサテライト(WBS)』など、ほとんど日経シリーズである。前二者は幅広い分野の課題を取り入れている、誰でも分かりやすく見られる番組なので、学校の先生もよく教材として使っている。『WBS』は経済、経営専門の番組で、比較的難しい専門用語が使われているが、聴解にはいい訓練だと思う。以上の番組を見る習慣が身に付いたら、常に番組の内容からヒントを得ることができる。
インターネットは生活の中で欠かせない情報源であり、正しく効率的に使えば、進学準備にもかなり役に立つ。志望研究科のホームページを常にチェックするのが常識。研究テーマと関係あるサイトも見逃さないように注意する。そして各新聞紙は自分のホームページを持っているので、分野別にニュースをチュックしてください。受験の二ヶ月前からビジネス関係雑誌(『東洋経済』、『News Week』)を読み始めた。内容は言うまでもなく深くて難しいものが多い。しかし、現下の経済情勢を知るため、読んでみたら少しずつ理解できるかもしれない。
受験シーズンが近づくにつれ、各大学ではオープンキャンパス、多分野の有名人を招いての講演会などイベントはよくある。余裕があったら、このような活動に参加するのがお薦めである。実際にキャンパスへ足を運んでみると自分のモチベーションも高まるし、願書を書く時や面接の時にも役に立つと思う。
勉強の仕方について、自分は長時間勉強に向いていないタイプなので、効率を上げるため、なるべく毎日3~4時間を作って集中勉強をしている。ほかの時間はインターネットを使って専門分野の情報を収集し、当日のトピックニュースをチェックしている。経済、経営関係(自分の専攻分野)のテレビ番組を見ることも習慣になっている。ここで大切なポイントは、自分に向いている勉強の組合せを作ることである。試行錯誤しながら少しずつ調整して行けば、自分なりのベスト勉強法もきっと見つかると思う。
この一年を振り返ってみると、確かに進学準備の辛さを存分に味わったが、自分を鍛えるいいチャンスでもあった。JETで送った一年半の中で、私がいただいたのは勉強の充実だけではない。人と接して、約束をきちんと守って、人間関係を大事にすることも肝に銘じた。受験勉強に向かって、ストレス、不安をいっぱい抱える時、周りの先生、先輩、友達がいつも相談に乗ってくれた。一人で乗り越えられない困難は、お互いに支え合って何回も乗り越えた。みなさんへの感謝の気持ちは言葉で言い尽くせないが、日本に来てJETで勉強できたのは本当に良かったと思う。
(JET通信58号 2009/06/11)
インターネットは生活の中で欠かせない情報源であり、正しく効率的に使えば、進学準備にもかなり役に立つ。志望研究科のホームページを常にチェックするのが常識。研究テーマと関係あるサイトも見逃さないように注意する。そして各新聞紙は自分のホームページを持っているので、分野別にニュースをチュックしてください。受験の二ヶ月前からビジネス関係雑誌(『東洋経済』、『News Week』)を読み始めた。内容は言うまでもなく深くて難しいものが多い。しかし、現下の経済情勢を知るため、読んでみたら少しずつ理解できるかもしれない。
受験シーズンが近づくにつれ、各大学ではオープンキャンパス、多分野の有名人を招いての講演会などイベントはよくある。余裕があったら、このような活動に参加するのがお薦めである。実際にキャンパスへ足を運んでみると自分のモチベーションも高まるし、願書を書く時や面接の時にも役に立つと思う。
勉強の仕方について、自分は長時間勉強に向いていないタイプなので、効率を上げるため、なるべく毎日3~4時間を作って集中勉強をしている。ほかの時間はインターネットを使って専門分野の情報を収集し、当日のトピックニュースをチェックしている。経済、経営関係(自分の専攻分野)のテレビ番組を見ることも習慣になっている。ここで大切なポイントは、自分に向いている勉強の組合せを作ることである。試行錯誤しながら少しずつ調整して行けば、自分なりのベスト勉強法もきっと見つかると思う。
この一年を振り返ってみると、確かに進学準備の辛さを存分に味わったが、自分を鍛えるいいチャンスでもあった。JETで送った一年半の中で、私がいただいたのは勉強の充実だけではない。人と接して、約束をきちんと守って、人間関係を大事にすることも肝に銘じた。受験勉強に向かって、ストレス、不安をいっぱい抱える時、周りの先生、先輩、友達がいつも相談に乗ってくれた。一人で乗り越えられない困難は、お互いに支え合って何回も乗り越えた。みなさんへの感謝の気持ちは言葉で言い尽くせないが、日本に来てJETで勉強できたのは本当に良かったと思う。
(JET通信58号 2009/06/11)