6年前の自分と今の私
「2014 JET日本語学校 スピーチコンテスト 優秀賞」
石又文 (台湾)
皆さん、おはようございます。私はBクラスの石又文と申します。今日、私が発表したいことは、6年前と今の私についてです。
6年前の私は、カナダにいて、勉強していました。子供の時から、ずっと家族と一緒にカナダで生活しました。しかし、私が13歳になった時、祖母が病気になって、父と母は帰国しなければなりませんでした。その時、私の両親は何をしたらいいか、とても悩んで、結局最後は、私と妹をボーディングスクールに行かせました。「ボーディングスクール」って何だと思いますか。皆さん、知っていますか。ボーディングスクールというのは両親や家族と離れ、自分で生活することを学ぶという学校です。最初はとても嫌でした。英語もまだ上手に話せないし、友達も少ないし、ボーディングスクールの生活にも慣れなかったです。 その時、私は13歳になったばかりだったので、とても大変でした。最初は毎日のように泣いたりしていましたが、3ヶ月過ぎて、友達がたくさんできて、英語もわかるようになってから、ボーディングスクールの生活が大好きになりました。
しかし、1年後、急に両親に台湾へ帰らせられたんです。その時、私はショックで複雑な心境になりました。「あ~ 人生はもう一回変わるの?」と考えました。両親の友達が「自分の子供がまだ小さい時、外国へ行かせることをしないほうがいいよ!大きくなると、あなたと子供たちの関係が悪くなる」と両親に言ったのが大きな原因でした。その時、どうして私と妹の人生は両親の友達が決めるのか、よくわかりませんでした。そして、台湾に帰国して、色々な事が変わってしまいました。例えば、悲観的ににったり、毎日帰宅しても、友達と遊ばずに、すぐ寝てしまったり、ついには、学校の成績も悪くなってしまいました。言うまでもなく、両親との関係も悪くなってしまいました。その時、私は「このままでいいのかなぁ」と悩みました。だから、高校を卒業したら、日本へ行こうと決めました。
今、日本にいて、JETのBクラスに入ってから、今の私の方が幸せだという事に気がつきました。今まで直面したことで色々な教訓があって、高校の時の自分よりずっとよくなったと思います。外国に一人暮らすことはとても大変で、色々な事は自分でやらなければなりません。皆さんはそう思いませんか。しかし、私にとっては、あまり苦しくないんです。なぜかといくと、今まで、失敗した事や辛い事がもうたくさんありましたから。以前の事で、私は成長しました。我慢できるようになって、心の広い人になったと思います。同年代の人と比べると、考え方も違うし、色々な事を扱う方法も違います。自分の事を自慢しているわけではありません。世の中には、様々な人がいて、みんなが違うという事を言いたいです。他の人と比べることはあまり意味がないと思います。人生で色々な事はすべてに理由があって起こるということです。もし、6年前に、両親が私と妹をボーディングスクールに行かせなかったら、今の私はどんな人になったでしょうか、とよく考えています。だから、私と同じ、今日本に留学している皆さん、皆さんも辛い事や直面したくない事や我慢できない事など、たくさんあるはずです。例えば、銀行の手続きとか、大学の願書とか、引越しの事などです。しかし、心配しないで、留学生活を続けましょう。いつも「どうしよう」とか「私はできない」と考えないで、その前に、自分でやってみましょう。もし失敗しても、そこから学んで、次は同じ失敗をしないようにすることができますよ。私もこのように生きてきましたから、今日、この事を皆さんに伝えたかったです。一緒に日本にいる毎日を大切にしましょう!ありがとうございました。
石又文 (台湾)
皆さん、おはようございます。私はBクラスの石又文と申します。今日、私が発表したいことは、6年前と今の私についてです。
6年前の私は、カナダにいて、勉強していました。子供の時から、ずっと家族と一緒にカナダで生活しました。しかし、私が13歳になった時、祖母が病気になって、父と母は帰国しなければなりませんでした。その時、私の両親は何をしたらいいか、とても悩んで、結局最後は、私と妹をボーディングスクールに行かせました。「ボーディングスクール」って何だと思いますか。皆さん、知っていますか。ボーディングスクールというのは両親や家族と離れ、自分で生活することを学ぶという学校です。最初はとても嫌でした。英語もまだ上手に話せないし、友達も少ないし、ボーディングスクールの生活にも慣れなかったです。 その時、私は13歳になったばかりだったので、とても大変でした。最初は毎日のように泣いたりしていましたが、3ヶ月過ぎて、友達がたくさんできて、英語もわかるようになってから、ボーディングスクールの生活が大好きになりました。
しかし、1年後、急に両親に台湾へ帰らせられたんです。その時、私はショックで複雑な心境になりました。「あ~ 人生はもう一回変わるの?」と考えました。両親の友達が「自分の子供がまだ小さい時、外国へ行かせることをしないほうがいいよ!大きくなると、あなたと子供たちの関係が悪くなる」と両親に言ったのが大きな原因でした。その時、どうして私と妹の人生は両親の友達が決めるのか、よくわかりませんでした。そして、台湾に帰国して、色々な事が変わってしまいました。例えば、悲観的ににったり、毎日帰宅しても、友達と遊ばずに、すぐ寝てしまったり、ついには、学校の成績も悪くなってしまいました。言うまでもなく、両親との関係も悪くなってしまいました。その時、私は「このままでいいのかなぁ」と悩みました。だから、高校を卒業したら、日本へ行こうと決めました。
今、日本にいて、JETのBクラスに入ってから、今の私の方が幸せだという事に気がつきました。今まで直面したことで色々な教訓があって、高校の時の自分よりずっとよくなったと思います。外国に一人暮らすことはとても大変で、色々な事は自分でやらなければなりません。皆さんはそう思いませんか。しかし、私にとっては、あまり苦しくないんです。なぜかといくと、今まで、失敗した事や辛い事がもうたくさんありましたから。以前の事で、私は成長しました。我慢できるようになって、心の広い人になったと思います。同年代の人と比べると、考え方も違うし、色々な事を扱う方法も違います。自分の事を自慢しているわけではありません。世の中には、様々な人がいて、みんなが違うという事を言いたいです。他の人と比べることはあまり意味がないと思います。人生で色々な事はすべてに理由があって起こるということです。もし、6年前に、両親が私と妹をボーディングスクールに行かせなかったら、今の私はどんな人になったでしょうか、とよく考えています。だから、私と同じ、今日本に留学している皆さん、皆さんも辛い事や直面したくない事や我慢できない事など、たくさんあるはずです。例えば、銀行の手続きとか、大学の願書とか、引越しの事などです。しかし、心配しないで、留学生活を続けましょう。いつも「どうしよう」とか「私はできない」と考えないで、その前に、自分でやってみましょう。もし失敗しても、そこから学んで、次は同じ失敗をしないようにすることができますよ。私もこのように生きてきましたから、今日、この事を皆さんに伝えたかったです。一緒に日本にいる毎日を大切にしましょう!ありがとうございました。